私が小学生〜中学生の頃、「光GENJI」というジャニーズ系アイドルグループが、ものすごい人気でした。
同級生の女子たちにもファンは多く、
「アキラくんが好き」「あっくんが一番だよ」
と好きなメンバーを言い合ったりしてました。
さて、こんなに人気のある光GENJI。
光GENJIの熱いファンだった、隣りのクラスの女の子が、
「光GENJIの中で誰が一番人気があるか」と独自にアンケートを取り出しました。
好きなメンバーを一人あげて、一票をいれるという、シンプルなもの。
その女の子は、同級生の女子に聞いてまわり、
しばらくして、隣りのクラスの私のところへやって来ました。
「桃Berryは誰に一票入れるの?」
私は当時、少年隊の東くんが好きで、
光GENJIの中で特に好きなメンバーはいなかった。
「今のところ、誰が一番人気なの?」と聞いてみる。
その子は「○○くんだよ!その次は××かな。
で、一番人気のないのはヒ△△△だね!0票だもん!」
ヒ△△△という人は、メンバーの中でも、地味〜な存在で、
アイドルなので不細工ではないんだけど、苦手という人が多く、
私も好きじゃないなあと思っていたメンバー。
やっぱりなあ。
でも、でも…。
こんなに爆発的に人気なアイドルグループにいるのに、0票って…。
なんだかすごく気の毒。
ヒ△△△がかわいそうになってきた。
「ヒ△△△が0票なら、私、その人に一票いれるよ」
と、その人に同情で一票いれた。
すると、その子は「えええ〜〜〜!ヒ△△△がスキなの!?趣味悪い!」と驚き、
「桃Berryって、ヒ△△△がスキなんだってえ!」と他の女子に言いふらすしまつ。
私も慌てて、「いや、違うよ!なんか、かわいそうでさ

」と焦って弁解したものの、すでに遅し。
「照れちゃって、ほんとは好きなんだ」と他の女子に思い込まれてしまった。
あー、もー、違うよー!
だいたい、こんな田舎の中学校で、こんなアンケートを集計したところで、
このアイドルたちの耳に届くはずもないだ。
なんで、同情して一票いれたのよ、私。
それに彼の耳に入っても、田舎の中学生にお義理で一票いれてもらったところで、うれしくないだろう。
よけい、惨めかもね…(苦笑)。
こんな集計を一生懸命したり、お義理で一票いれたり、
まだまだ子どもだったあの頃。