台所は電気がつけられたままで、テーブルの上にボールが二つ。
一つにはほうれん草のおひたしが入っており、
もう一つには、食材が細かく切られたドロドロした生地が。
結構ピンク色の生地。
「ははあ、今夜のおかずは、お好み焼きなのだな」
ふと、よこに目をやると、メモが。
『おばあちゃんと、○○センターに歌を見に行きます。
ハンバーグらしきものを作っていたけど、
肉でも足して、焼いて食べてください。
○○(母)』
えー!
ハンバーグやったの
どうしてこんなになっちゃったの
お肉は入ってるみたいだから、足さなくてもいいかと判断したけど、
このまま焼いても、固まるか不安だったので、卵を一つ足して焼いてみた。
なかなか、固まらない。
それでも、なんとか焼いて、帰ってきた妹と二人で、
夕飯にハンバーグらしきものを食べた。
おいし〜!!
ふわっふわっで、確かにこれは、ハンバーグではない、ハンバーグらしきもの。(笑)
でも、美味しい!
何を入れたんだろう?
妹と美味しいねえと言いながら食べた。
母は料理は下手ではないけれど、独創性があり、
ときどき、びっくりするような、変てこな料理を作るときもある。
母も仕事をしている。
朝は私よりも早く出ていく。帰る時間は私より遅い日も多い。
そんな母が、もう料理も作れる年齢の私たちのことを気にかけ、
仕事から帰り、出かける前に、
なんとか食事を作っていこうと、料理して、出かけていったのだ。
その優しい気持ちが美味しさにでたんじゃないかなと思った。
お母さん、ありがとうね。










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最初は笑える話だったのが、最後は
ジーンときました。忙しいのに頑張ってるお母さん、
体に気を付けて頑張って欲しいね(^^)
ときどき、驚かされるお母さんなんだけどね(^^;)あのおばあちゃんの娘だから(笑)。
いつもがんばってるお母さんや家族に感謝だよ。